デジタル終活

デジタル終活|デジタル遺産

デジタル遺産がトラブルのもとに!?

IT化も進み、シニア層もパソコンやスマホを使いこなす人が増えています。
デジタル遺産は、存在に気付かないことやID・パスワードがわからなくアクセスできない等の問題があります。

もくじ

◎デジタル遺産の問題点

①ネット銀行の預貯金・ネット証券の株などのオンライン口座を持っていることが一定期間空いてから発覚し、遺産分割協議がやりなおしになる。

②FX・仮想通貨等、ハイリスクな取引をしていて、負債が膨らみ、負債を相続してしまう

→遺産を相続するかどうかは、相続が発生してから3か月間のあいだに決める必要があります。3か月が経過すると、自動的に単純相続を受け入れたことになり負債も引き継ぐことに。。

お年寄りのスマホ使用

③サブスクの会員契約が続き、定期便や会費などが自動で引き落としされ続ける

④パソコンやスマホのパスワードがわからず、開かないので、中が見れない

◎デジタル終活は、まずコレから!

スマホやパソコンのパスワード又は、ロック解除の方法を示しておく。
何かあった時は、ここを見て!など情報を書いたメモなどを置いたり、エンディングノートに記す。

スマホやパソコンには、思ったより多くのアカウントが登録されています。自分でもあやふやなものが多い中、遺族がすべてのアカウントを把握するのは無理でしょう。
不要なアカウントは消し、数を減らしておきましょう。

◎デジタル遺産を整理する

何ができるのか考えてみよう!

①銀行・証券の口座を整理する

若い人に聞いてみよう

銀行口座って意外と持っていますよね。
投資などやっている人は、証券口座等も含めると多いかと思います。

何十年も前に作った口座など、パスワードも覚えてない。口座が使えなくなっている?困った時は、子どもに相談してみる。
又は銀行や証券会社へ直接電話して聞いてみよう。

②解約しないと料金が掛かるアカウント

動画配信サービス・プロバイダーなど
通帳やクレジットカードの明細をチェックして、月々支払いされているものなど確認しましょう。

③決済サービス〇〇payなど

法律的なルールは完全に整備されていないようです。
残額の返金など、各サービス会社での利用規約で運用されているので、〇〇PAYはここだけと決めておく方が良いでしょう。

④見られたくないデータは?

こまめに消しましょう。または永遠に見れないようにロック!?
ロックしても、後々開いてしまうかもしれません。門外不出なデータや写真など、絶対に見られたくないものは消去しておきましょう。

◎デジタル遺産は誰のもの?

注意したいのは、勝手にあけないこと
パソコンやスマホを開ける時は法定相続人みんなの「共有財産」になっている。
後で、相続人同志トラブルにならないよう相続人全員の同意を得てから行います。

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