イライラしない育児
1.イライラしてしまう原因は何か?
子育てに追われるママは、とにかくストレスがたまる!時にはドカンと感情的になってしまったり。何でイライラしちゃうんだろう・・・イライラしている自分がすごく嫌!!
イライラする原因は、
自分が想定している範囲外の行動をされるから
です。
くつイヤ!
くつはいてー保育園行こうね!
イヤ!
はかないと、足汚れちゃうよ。
保育園で、お散歩行くんだよ~
ヤダーヤダー
何でイヤなの?もう時間ないんだから~
ヤダーーーーー(くつ投げる)
早くはきなさいって言ってるでしょ!!!!
そのうちはくかな?自分の中で、そんな予想はしていませんでしたか?もしくは、期待していませんでしたか?
思い通りに子どもが行動しない→怒りが生まれてしまいます。
実は、この後くつを履かないまま、抱えて、自転車に乗せて、保育園に行く!でした(汗)職場に到着して、ひと安心したところで・・・
「あー何であんなに強く言っちゃったんだろう。」
「子どもの気持ちを無視して、連れて行っちゃったな。」
と自己嫌悪。
同じような経験ありませんか?
子育てにアンガーマネジメントを取り入れてみよう。
2.アンガーマネジメントって何?
アンガーマネジメントは、まず自分の気持ちに気づき整理することで(自己理解)、他者の気持ちも理解できるようになり(他者理解)、お互いを理解し(相互理解)、その場にふさわしい方法で自分の気持ちを表現する対人関係に必要な技法であります。
出典:一般社団法人 アンガーマネジメントジャパンより
私が「アンガーマネジメント」を知ったのは、保育園の研修です。
アンガーマネジメント研修で、私の子育ても変わりました。
怒りの感情と上手に付き合っていくトレーニングを、取り入れてみましょう。
3.アンガーマネジメントを取り入れる
■6秒待つ
イライラや怒りを感じたときに6秒間待って気持ちを落ち着かせる。
「6秒ルール」は、アンガーマネジメントの代表的な手法です。6秒待てば、理性が働くと言われています。
■怒りレベルをはかる
怒りの感情が生まれたとき、自分がどれくらい怒っているのかを数値化してみましょう。10段階中何かな?「あの時と比べたら、そうでもないかも?」と、怒りを客観視できます。
■怒りの内容を記録に残す
「怒りの記録(アンガーログ)」は、自分がどんなことに対して怒ってしまうのかを知る方法です。「何に対して、どれくらいイライラしたのか?」を記録に残すことで、自分の怒りのパターンや傾向が分かります。傾向がわかってくると、予防の方法を考えられる。
自分は、くつをはかないことより、仕事に間に合わないこと、急ぐことが優先 → 時間に追われることが怒りを生んだ!
「こういう時はこうしよう」と具体的な対策を考えられるようになってきます。
■その場をいったん離れる
トイレに行く、ベランダに洗濯物を取り込みに行く、何でもいいです。イラっとした時は、子どもと少し距離を置いて、その場から離れて気持ちをリセット、何をどう伝えたら良いのか整理してから、子どもと向き合う。
4.予想ができたことで変わる気持ち
次の日、同じことが起こったとします。
え?また?
そうです。
また?と思ったことは、過去に起こった→またあるかもしれないと予想ができた。
前に起こって、自分が試してみたこと、こう話したら落ち着いた、こう言っても駄目だった。アプローチの仕方を変えてみて、我が子にあった問いかけや伝え方を発見しましょう。
感情に流されず、叱ることができた!と感じられるようになると、自分の気持ちが楽になる。余裕ができる。余裕が出てくると・・・次はどんな言葉で伝えよう?
感情に流されず、叱ることができた!と感じられるようになると、自分の気持ちが楽になる。余裕ができる。余裕が出てくると・・・次はどんな言葉で伝えよう?
悩みはつきませんね。
子どもは、ママのことが大好き!
怒られても、叱られても、結局ママのことは好きなんです。
イライラして怒鳴ってしまったとしても、そこで気づけたことが大事。
落ち着いてから、子どもに大きい声出してごめんね!とギュってして素直に謝ろう。ママも一緒に成長しましょう